2018.11.17~18 京都紅葉

 東京では「そうだ京都、行こう」というCMがある。

こちらに来て初めてそのCMを見たわけやけど、なるほどあれを見て

東京人が京都に行きたくなる気持ちは分かる。徳川家康が拠点を江戸に

置いて以来ずっと日本の中心ということになっているし、実際現在も

東京の一極集中は激しい。にも関わらず京都、京都というのは400年経っても

まだないものが京都にあり、それに対する憧憬かな。

私の場合はそんな小難しいことを考えているわけではなく、
ただ紅葉を見るならお寺で見る方がいいと思ってるだけ。
都内にはいくつかの公園が紅葉の名所となってるみたいやけど、木の集まりを

見ているだけではつまらない。お寺の風景の中に紅葉があるから美しい。

紅葉の風景の中にお寺があるから美しい。東京にもそういうところはないことは

ないやろうけど、数が違う。数が多ければそれだけ多くの風景を見れる

ということ。これは桜にも同じことが言える。

そんな理由でいてもたってもいられず、今年は早いうちに京都に行くことを決め、

新幹線も宿も予約してしまった。
「そうだ京都、行こう」効果なのか、新幹線は窓側の席を確保するのに

苦労したし、宿はどこも高い。結局デラックスタイプのカプセルホテルにしたが、

7、8000円くらいした。

 

今回選んだのは高山寺西明寺神護寺
川端康成の「古都」に出てくるお寺で、この3つをまわることを「三尾めぐり」

というらしい。それぞれ、栂ノ尾、槙ノ尾、高尾という山にある。南禅寺とか

東福寺みたいな超メジャースポットと比べれば、地味で遠いので人もそこまで

多くないと見込んだというところもある。

10時前に京都駅に到着。
神護寺方面のバスにはすでに列ができていた。

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これでもましな方かな・・・・。
京都駅からバスで50分、と案内には書いてあったが、
直通バスだったので40分かからないくらいで栂ノ尾に到着。

高山寺石水院。

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高山寺では、石水院の広縁から、向いの山の姿をながめるのが、

千重子は好きであった。」
(『古都』川端康成

奥の方へは、豪雨被害の爪痕が残ったままで行けなかった。

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西明寺

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高尾だんご。

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お次は神護寺

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かわらけ投げもやった。

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大宮まで行くというバスがあったので、それに乗り下山。
大宮から四条まで歩く。
大学時代の友人と合流し、サークルでよく行っていたさざんか亭へ。

飲み会で使われる上の大広間ではあんな味のあんなメニューやこんなメニューが

あるが、下の普通のところではおいしい、ということになっている。

こんな人いたっけ?といういかにも新喜劇に出てきそうな店員さんに

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※イメージ


上で出てたメニューはないのかと聞くと、上のはおいしくないからないの、

とのこと。


あんたがそれ言うんかい!
おでん。

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普通の大衆居酒屋やけど、うまい。
東京で「関西風」を騙ったおでん屋のを食べたけど辛い。

あんなのでも東京人は「関西風だね」なんて言ってたので、東京人の味覚は分からん。

 

色々食べた後、〆のラーメン。

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夜の三条河原は今も学生の溜まり場だった。

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ずっと佇んでいたかったのは30代を目前にした今、時の流れに対する最後の

抵抗だったのかもしれない。

カプセルホテルはできたばかりできれいで、なかなか過ごしやすかった。

大学生の時もっと勉強しとけばよかったなあとか、もっと遡って高校の時も

もっといろんなことやっとけばなあとか、でもそんなこと考えても時は

戻らないしとか思ったりする。でも、良くも悪くも「過ぎてきた日々全部で

今のあたしなんだよ」なあ、とか考えたり。

「あの時ああしとけば」って思って、だから今こうするってなれればいいけど、

すべての点においてそうできるほど器用じゃないし、それで「あの時ああしとけば」

ばっかり思ってたら卑屈になりそうで。

だから今の人生を自分で賞賛はしなくとも卑下はしない。足踏みはしたけど

結果今は好きなことして食ってるし。人と比べたらキリないし。

そんなこと考えてたらセキュリティーロッカーを閉じ込みしてしまった。
フロントの人に開けてもらいました。


2日目。
朝は町屋カフェへ行く。
丸久小山園 西洞院

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抹茶ロールケーキとお抹茶。

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食べた後は御所までぶらぶら歩き。

閑院宮跡。

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京都迎賓館

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実際に使われているところなので、セキュリティチェックが空港さながらやった。

 

 

御所。

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欅橋!!!

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紫宸殿。

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お昼はこれまたサークルでよく言ったおもの里。
唐揚げ定食。量が多いんだこれが。

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食べ終わった後は大学へ。

ここは映画「古都」で映ったところ。

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新町キャンパスの校舎はきれいになってた。

なおサークルのBOX棟は当時のまま。

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そういえば知らぬ間に烏丸キャンパスなるものができていた。

 

そしてハリス理工学館は「まんぷく」のロケで使われていた。
この回見てたけど全く気付かなかった。

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建物内の展示を見ていたら新幹線の時間が迫ってきたので大学を後に。

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ギリギリすぎて会社へのお土産を買う時間がなかった。

 

うん、やっぱ京都やね。

オーストリア・ドイツ旅行9日目

9日目。いよいよ帰国。

 

朝ごはんを食べてすぐにチェックアウト。

空港へ向かう電車は20分遅れ。でも、気にならないもんだね。

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デュッセルドルフ空港。

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バイバイドイツ!

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デュッセルドルフ国際空港からまずはアブダビ空港へ。

あれ、アブダビから成田へのチケットっていつ受け取るんだっけ。

 

席は2列シートの通路側。まあ、いい。

ごはん。

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NHK WORLD PREMIUMでチコちゃんに叱られる!やってた。

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アブダビ空港に到着。ターミナルに行くため一度外に降り立って、バスで移動。

夜だけどムワァっとした暑さだった。

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ドイツ時間の夜の8時ぐらいなので、晩御飯を食べることに。

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カレー!

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UAEの通貨で、カード払いだったんだけど後から日本円での請求額見たらすんげえ高かった。

おいしかったけどさ。

今こうやって写真見ると機内で食べたのと見た目一緒やん。

 

アブダビから成田へのチケットは搭乗口で発行してもらえた。

行きがどうだったかを思い出せず落としたんじゃないかと正直不安だった。

 

席は3列シートだったけど、最前列だったので足伸ばし放題。

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CAは日本人だったので、日本語でごはんいりませんと伝えた。

日本時間の朝、ごはんが出てくるくらいの時間から逆算して就寝。

 

起きるともうここまで戻ってきてた。

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朝ごはん。

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帰国!

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まあ、真っ先にごはん食べたよね。

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帰りも成田エクスプレスで。

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これにて9泊10日のオーストリア・ドイツ旅行は終了。

20代最後に行けて良かった。

 

またドルトムントで試合見たいし、ウィーンでオペラ見たいなあ。

イギリスも行ってみたいし、ローマも行ってみたいけども。

オーストリア・ドイツ旅行8日目

8日目。

 

最高の夜が明けて今日はスタジアムツアー。 f:id:annaeuscaesar:20181118222114j:plain

 ここが入り口。

 

スタジアムツアーのガイドはドイツ語で話されるけど、英語のオーディオガイドが

ついている。

 

暴れたサポーターを収容するための監獄

(ちゃんとホーム&アウェーで分かれている) 

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選手たちがバスを降りて控室へ向かう階段もホームが使う方とアウェーが

使う方とで分かれている。 その階段にはいやらしい(?)違いが・・・。

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階段下は試合後選手たちがインタビューを受ける所や、控室に続く。
 確かに!!見たことある!!

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そして、選手たちの控室!!

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香川!

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 隣はローデとゲレイロだった。

 

 

ここはピッチへと続く通路。

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音楽が流れ、選手たちのように出ていくことができた。

曲が例の曲ではなくて凱旋行進曲だったのは残念だった。

1つ前のグループは を流してもらってたのになあ。

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この光景!!

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ここがベンチ。この椅子はFan Weltにもあったけど、 とにかく座り心地がいい。

一家にひとつあっていいくらい。ほんとに。

 

コーナーフラッグ近くから。

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そしてそしてここが「黄色い壁」になるゴール裏。

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そのゴール裏からの光景。

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オーディオガイドでマラガ戦の「86秒の奇跡」の 実況が流れた時は泣きそうになった。

感傷に浸ってたらガイドが先に進んでしまって、ガイドにちゃんと

ついて行けやこら!って音声がリピートで流れてきて雰囲気をぶち壊された。

にしてもセンサーついててはぐれないようになってるのね。

その後ドルトムントの博物館に立ち寄ってジグナル・イドゥナ・パルクを後にした。

 

ドルトムントの街は落ち着いた雰囲気。

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お昼ご飯はWenkers am MarktでWestphalischというシュニッツェルに

揚げたベーコン、玉ねぎ、マッシュルームと目玉焼きが乗っているものとビール。

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量が多かったけどもとてもおいしかった。

 

だが。

 

ノーモア フライドポテト!!!!

 

 

名残惜しく思いつつドルトムントを出発することに。

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いざ、最後の街デュッセルドルフへ。

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デュッセルドルフ駅。

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ホテルに荷物を置いた後、インマーマン通りと呼ばれる日本人街をブラブラ。

日本に限らず、中国系のお店もある。

ちゃんとした日本のお店のはずなのになんちゃって日本語感のある看板を見かけたり。

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ラーメン屋、居酒屋まである。

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ラーメンは一杯12ユーロぐらい。 高いが日本でも平気で1000円くらいする

ラーメンもあるので立地を考えれば妥当かもしれない。

 

中国系のお店では見たことのない出前一丁があって思わず買ってしまった。

 

日本・中国・韓国系のスーパーでは日本のスーパーかと思うくらい日本の商品が

売られていた。

デュッセルドルフ在住の日本人にとってはライフライン的存在なのだろう。

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さて、ドイツで食べる最後の夕食を何にしようかとしばし悩む。

とにかく、お昼、しかもちょっと遅めに食べたシュニッツェルのせいで

あまりお腹が空いていない。

もうソーセージ、シュニッツェル系は結構、ということでアジア系を

食べるのもいいかなと思っていたがピンとくる店が見つからず。

結局Nordseeという魚料理の店でスープを飲むことに。

これがおいしい。

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ミネストローネ系かな。
白身魚とエビが入っていて、オプションのエビの串焼きは塩加減が絶妙だった。
 

食べ終わった後、ホテルに戻り備忘録を掻いたりして8日目が終了。

オーストリア・ドイツ旅行7日目

7日目。

この日の朝もホテルでおいしい朝食。
よく考えたらヒルトンなんだから贅沢で当たり前だわ。

ケルンを発つ前にもう一度ケルン大聖堂へ。

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やっぱり、すごい。ここはすごい。 

 

ケルン大聖堂で心落ち着くひと時を過ごしてからケルンを去ることに。

バイバイケルン!

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ケルンからドルトムントまではせっかくなのでICEを使うことに。

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かっくいーー。

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ドルトムント到着!!ついにやってきたよ!!!

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ホテルに荷物を置いて、とりあえずスタジアム近くのFan Weltへ。

ドルトムント中央駅からは地下鉄かDB。

でも地下鉄で。 こんなちっちゃい電車で8万人運ぶの・・・・?f:id:annaeuscaesar:20181028231444j:plain

 試合前はシュタディオン駅行きが出るらしいが、時間が早いので最寄りはヴェストファーレンハーレン駅へ。

 

これが、あの、ジグナル・イドゥナ・パルク!

ついについにやってきた。

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スタジアムを通り過ぎ、ファンベルトへ。

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グッズがいっぱい売っていて、どれを買えばいいか迷う。

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自分用、実家用、ドルサポ用に買ったお土産をホテルに置きに戻り、6時前にスタジアムへ向けて再出発。

ドルトムント中央駅でフォロワーさん(後に相互フォローではなかったことが判明する)

にばったり遭遇。そんなことある????

隣にいた人はその人が現地で声をかけた日本の方だったのだけど、

その人はホテルのチェックインの時に見かけた。 というか3人とも同じホテルだった。

3人であれやこれや話しながらスタジアムへ。

お2人は出待ちする気満々で、それならば私も、ということで試合後の集合場所を

決めてスタジアムの中へ。

 


2010年の9月11日からボルシア・ドルトムントを見始めて、ついに、ついに、

ついに、ついに、ついにここにやってきた。
ボルシア・ドルトムントのホーム、ジグナル・イドゥナ・パルク。

いつかは、いつかは見に行こうと思っていてようやく来れた。

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席はここ。
ピッチを俯瞰して見るには最高の位置。マリノスの年間シートも俯瞰して見るために
2階席を取っているけれどトラックがあるのとないのでは決定的な差がある。
やっぱりサッカーは専用スタジアムでなきゃだめだ。
右にあるポールがちょっと邪魔だけど向こうはアウェー側なのでまあよしとする。
左を見れば「黄色い壁」。

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試合が始まる頃には2万5千人で埋まる。
(FYR: 今季の日産スタジアムでの試合10試合の観客動員数の平均は約2万6千人)

腹ごしらえのために一旦コンコースへ降りると、またまたフォロワーさんと

ばったり会ってビール片手におしゃべりしながらカリーブルストを食す。

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ここのカリーブルストはちゃんとカレーの味がしておいしい。

 

そうそう、スタジアム内ではプリペイドカードで買い物をする。

羽根を付けたスタッフから10ユーロ単位?で購入できる。

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いろいろおしゃべりしていたらスタメンが発表されていた。

ドルトムント

●スタメン

ビュルキ、シュメルツァー、ザガドゥー、アカンジ、ハキミ、ヴィッツェル、

デラネイ、ロイス、ラーセン、プリシッチ、フィリップ
●サブ
ヒッツ、ピシュチェク、ヴァイグル、ダフード、香川、サンチョ、アルカセル

ニュルンベルク
●スタメン
ブレドロウ、バウアー、ヴァレンティーニ、ライボルト、ミュール、マルグライター、ベーレンス、エラス、フクス、久保、ミシジャン
●サブ
マテニア、イェーガー、レーヴェン、イシャク、ペレイラクノールパラシオス

香川はベンチスタート。
最近の感じからして出場機会はあると期待。

はい、ゴール裏埋まりました。

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毎試合これだからすごい。

まずは(?)ヴェルディ凱旋行進曲に合わせて歌う。
次にドルトムントの歌。これは知らなかった。

Dortmund Unsere Stadt

 


そして「You'll never walk alone」の大合唱。

 

これは胸が熱くなる。

キックオフ5分前になるとスタジアムDJのノビーがスタメンを読み上げる。
続けていつもの入場の音楽(BVB Spielereinlauf Opusというオリジナル曲らしい)

が流れ、おなじみの「Heja BVB」の大合唱。

20時30分 、いよいよキックオフ。

キックオフして数分、十数分の間、スタジアムはシーンとしている。
試合の90分間、いやその前からひたすらチャントを歌い続ける日本の

サポーター文化とは違うんだなあと。
その代わり、というものでもないかもしれないが、試合を通していいプレーに

対しては盛大な拍手が贈られる。惜しい(時には悪い) プレーの時にはため息が

はっきりと聞こえる。

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9分:ラーセンのゴール
待望のゴールシーンはわずか9分で見ることができた。
そして生「Olé, jetzt kommt Der BVB」!
ノビーの「ヤコブ!」に対して観客は「ブルン・ラーセン!!」と応じる。
いやあこれ最高っすね。最高としか言いようがない。

32分:ロイスのゴール
追加点!ロイスのゴールを生で見れた!!!
ノビーの「マルコ!」に対して「ロイス!」って応じるの、やりたかったんだ。

前半は2-0で終了。
後半。
49分:ハキミのゴール。
後半開始早々の追加点。
周りの人たちのハイタッチに加わる。
ここからノビーと観客とのやりとりが3回に。

58分:ロイスのゴール
ロイス本日2点目!この1点がドルトムントでの100ゴール目にあたるゴールだそう。
なんといい試合を見に来たんだ。

62分:ロイス→香川
   ヴィッツェル→ヴァイグル
お役御免のロイスに代わり香川。待ってましたよこの時を。
ドイツ語で「W」は「ヴ」と発音するのでノビーも「カガヴァ」と言っていた。
これに応じて「シンジ!」と返す。
「ロイス!」って返すのもやりたかったけど、それ以上にこれをやりたかった。

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74分:ラーセン→サンチョ

74分:アカンジのゴール。
CBらしからぬゴールだった。
5-0になったスコアボードを写メでパシャリ。

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でもまだ終わらなかった。

85分:サンチョのゴール
オフかと思ったけどなかったのね。

88分:ヴァイグルのゴール
最後はヴァイグルが〆。

アディショナルタイムはなしで試合終了。
ドルトムント 7 - 0 ニュルンベルク

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圧勝。

圧勝で、香川が出て、ロイスのゴールも2回も見れた。
なんという試合を見に来たんだ。

試合後のあいさつが終わるとみんなはそそくさと帰ってしまう。
そうか、みんなはこれが日常なんだ。名残惜しくスタジアムに留まる必要なんて

ないんだね。
確かに日産スタジアムで見た時はそそくさと帰っている。
てかド平日なので明日仕事のはずだし。もう10時半だからね。

Fan Weltの前でフォロワーさんたちと合流。
2人ついて出待ちに行くことに。出待ちは初めて。

なぜなら特にしたいと思ったことがなかったからだ。
他にもちらほら出待ち狙いの人が。
普通に自分の車のところに来て帰るらしい。そんなもんなのか。

とか言ってたら本当に来た。

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サンチョ。

サンチョは割り込んでくファンに「次はこいつ(自分のこと)の番だよ」と言って

招いてくれるやさしい選手だった。

 

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プリシッチ

 

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香川!!!

ほんまに、ほんまにほんまもんの香川やった。

 

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そしてなんとファブレ監督。

 

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ピシュチェクも。



夜なので写りは良くはないが香川と写真が撮れたし、監督と撮れるとも

思っていなかった。
今まで、出待ちとか別に・・・と思っていたが、実際出待ちして一緒に写真を

撮るといいもんだと知る。知ってしまった。


最高の試合に出待ちでの写真。忘れ難い一夜となった。

これで7日目も終了。
明日はスタジアムツアー。こちらも楽しみ。

オーストリア・ドイツ旅行6日目

6日目。

 

の前に。

 

なんか行間スペース変じゃない????

 


ホテルで朝食をとって、ケルン大聖堂へ。

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ザルツブルク大聖堂でもすごいと思ったけど、ここはもっとすごかった。

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圧倒されてしまった。言葉で説明できない。感動。

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9時の開門後すぐに行ったのでそこまで人は多くなく、朝の礼拝?のパイプオルガンが

聞こえたり、陽がちょうど正面のステンドグラスから射し込んだり、いい時間に来た。

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時を忘れてずっと過ごしていられそうだった。

しばらくした後、塔に登ることに。
狭い螺旋階段が続く。

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鐘。

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登りきるとまた階段が。

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うん、どうも、私は高いところがダメなようだ。(ダメになった…?)

いい気分はしない・・・。


上からの景色。こういうのは平気なんだが。真下が見えるのがダメなのかな。

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下に降り、また少し椅子に座って過ごした後はゲルマン・ローマ博物館へ。

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前のお客が英語のガイドみたいなのはないの?と聞いてたが、古い博物館だから

ないの、と返されていた。ええ…。


中に入ってみるとこれがすごい。
食器や装飾品はもちろんのこと、あの皇帝、この皇帝の像、誰それのお墓まで。

 

びっくりしたのはモザイクの模様に「卍」があったこと。

ローマではどういう意味だったんだろう。
そして展示品の数がものすごく多い。京都や奈良でちょっと掘ったらすぐ出てくる

という感覚なのだろう。多すぎて途中で休憩しないといけないくらいだった。
当時のガリアにとってローマの影響力が絶大だったと分かる。

お土産にコインと指輪を買った。

 

ケルンの街並み。

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お次はチョコレート博物館へ。

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カカオ生産地の現状や歴史を学べるのはいいね。

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先へ進むとチョコレートの池があり、試食をさせてくれた。

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そして工場見学も。

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作りたてのチョコレートが試食できたりする。

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特殊なチョコレートの絵付け?は手作業。

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この博物館はリンツという会社のものらしい。お土産を買おうかと思ったけど、

どうも「リンツ」というロゴは見たことある気がする。と思って調べたら

思いっきし日本に進出してた。(渋谷にある)ということでリンツ以外の、

というか日本に進出してないと思われる会社のチョコレートを買った。

なんやかんやで夕方。お昼を食べてないことを思い出し食べ物探し。
ドイツ名物のカリーブルストなるものをまだ食べていなかったので
駅のイートインに入る。

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うむ、ほぼケチャップの味。ポテトにもマヨが大量に。
う、うん。カリーブルスト、分かった。分かったよ。

 

駅ナカのコンビニでお寿司が売ってたんだけど、なぜか商標が「WAKAME」。

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これで6日目も終了。

オーストリア・ドイツ旅行5日目

5日目。

朝早くチェックアウトしウィーンを後に。 
バイバイウィーン!!

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空港へもrail jetで。

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そうそう、スーツケース置きというのはこういう感じになっている。

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ウィーン国際空港に着くと、乗る予定のケルン行きの飛行機が遅れてますよとのこと。

遅れた分、読めていなかったベートーヴェンの本を読み進めることができた。 

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朝食。 

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こっちにいるとどんなパンでもおいしく見えて、おいしく感じる。 

 

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飛行機はユーロウィングスだったんだけど、コーヒーがおいしかった。 
今までに感じたことのない、「コーヒー豆」というか「豆」の香りがした。 

ケルンに到着。

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またまたホテルに即チェックインしてボンへ足を延ばすことに。


ボンはベートーヴェンが生まれ育った町。

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ベートーヴェンの家へ向かう途中ドルサポとすれ違った。

ベートーヴェンの家。

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チケット買う時に「Student?」って聞かれたけど、もう今年30です。。。

本を読んだ直後ということもあり、どの展示も興味深かった。
どうやら私はモーツァルトよりベートーヴェンの方が好きなようだ。
鍵盤の数が違うピアノが2台あったり、ベートーヴェンが生れた部屋、
デスマスク、ライフマスク?があったり。
そしてそして、音楽室でお馴染みのベートーヴェンのあの絵が飾ってある。
これが本物か!

※イメージ

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でも、私の中でのベートーヴェンはどちらかというと
こっちに近い。

※イメージ 

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庭は写真撮影OK。なんだかずっとここにいたいと思った。

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お土産はコップとここに展示されている昔のピアノで演奏した曲のCD。

あ、ここでは作品番号の間違えは見かけませんでした。

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ケルンに戻り、夕飯はどうしようかとしばし考えながら明日行く予定のケルン大聖堂を見上げる。

ケルン中央駅のすぐ隣にあるのだが、大きい。ものすごく大きい。

カメラに収めるのが大変。

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結果、内食をしようということでケルンのユニの胸にロゴが入ってるREWEというスーパーへ。
ここでサラミ、パン、サラダとビール、お土産のハリボのグミを。
ビールは330mlがなんと0.85ユーロ!

そりゃあいつら水のように飲むわ…。ハリボはボンに本社があるとのこと。

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枝豆はこっちで「EDAMAME」なのね。

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いやあ、このサラダも多い。得体の知れない白っぽい粒々が多くてこれだけで

結構お腹いっぱいになってしまった。

そしてそして!

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 秘密兵器お味噌汁!!ソーセージだのシュニッツェルだのああいう系しか

ないのでホテルで済ますときにあるといいよというアドバイスをもらっていたのだ。


ビールを2本飲んだらすっかりいい気分になってすぐに就寝。

これで5日目終わり。

オーストリア・ドイツ旅行4日目

4日目。

細い雨が降る朝。

 

この日は朝からホテル・ザッハーで元祖ザッハトルテを食べることに。

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美しい店内。

 

ウィンナーコーヒーと共に。

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  ザッハトルテは思ってたほど甘くなく、酸味がアクセントになっておいしかった。

ウィンナーコーヒーのホイップはさすがにちょっと甘かったが。

お店を出る頃にはすでに列ができていて、最高のタイミングで入店できていた。

 

お次はメインの王宮(ホーンブルク)へ。

入り口が分からずしばし彷徨ったがおかげでゲーテ像やモーツァルト像を見ることができた。

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古代ローマの遺構も。そう、ウィーンの街の起源はローマの都市「ウィンドボナ」。

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ウィーンの街を走る観光馬車。 とても絵になる。

蹄の音がまた良い。動画を撮ればよかったと後悔。

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歩き回ってようやく入り口に到着。

銀器コレクション、シシー・ミュージアム、皇帝の部屋がセットで見ることができる。

日本語のオーディオガイド付き。

行く前は「銀器とか別に・・・」と思っていたが実際見ると綺麗で種類も多く、

とても興味深かった。

これだけの銀器を作るためにどれだけ国民から搾取していたのだろうか・・・

などと思いつつ。

 

皇帝の間はこれまた荘厳で美しかった。

けど、毎日この雰囲気に合わせた暮らしをするのは息苦しそう。

 

ミュージアムショップでやたらとクリムトがプッシュされていて、

クリムトの絵見たくなってきたと思いながら王宮を後に。

 

今日は歌劇場では「椿姫」の日。

昨晩の体験が素晴らしくて今日も見たいと思い昨日と同じように劇場の近くにいる

チケット屋に声をかける。値段を聞くと70ユーロくらいする。

というのも、そもそも歌劇場が設定している公演のランクが「ウェルテル」より

上であること、「椿姫」が人気作品であること、千秋楽であること、

そして日曜日であることが理由だそうだ。

「ウェルテル」は35ユーロだったんだけど、と話すと「そりゃ「ウェルテル」

なんて「椿姫」より全然人気じゃないからね」という突然のウェルテルdisがあり、

それよりも安いモーツァルトのコンサートを勧められた。

 

シェーンブルン宮殿でやるコンサートで、宮殿への入場料込みで定価より

割り引くよと力説された。 彼はそのモーツァルトのコンサートの販売員だそうだ。

かなりそちらに傾きつつあったがしばらく考えさせてくれと一度その場を離れることに。

 

結局、やっぱりオペラを見たいということで70ユーロを出して「椿姫」の

チケットを購入。 日本円で1万円弱。

一応、席を確認するとおじさんが「ここだよ」と指さした席は上の方であることには

変わりはないが昨日よりはマシなよう。

ウィーン滞在は明日まで。飛行機は朝早い便で実質今日いっぱいになるので、

お土産を買うならオペラが始まる6時までに済まさないといけない。

ということでホテル・ザッハーでチョコレートを買い、 ウィーン中央駅で

ウィーン名物らしいマンナーのウエハースを買う。

ドイツでもお土産を買うことを考えるといかにスーツケースに入れるかを

考えないといけない・・。

 

クリムトの絵を見たくなったわけだけれども、6時開演には時間がなさ過ぎた。

朝から行くと決めていればそのようにスケジュールを組んだのだが、

これは心残りになった。

 

ご飯は結局、朝のザッハトルテだけだったのでフードコートのカレーを食べた。

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このタイプのお米は日本ではインド人がやっているカレー屋でも見かけないもので、

とてもおいしかった。

 

ホテルにお土産と鞄を置いた後、歌劇場へ行く前にウィーン学友協会の建物を見る。

ここでウィーンフィルの公演が行われているわけだ。

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改めて歌劇場へ。

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さて座席は。

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ん・・・・・・????

 

 

 

 

ええ、昨日の席の隣、すなわち昨日例のインド人が座ってたところでした。

なんだよ、おじさんが指さしたところと違うじゃないか。

これで9000円・・・まあそりゃ日本で見るよりかは遥かに安いけども・・・。

日本でウィーン国立歌劇場のオペラを見ようと思ったら昨日のチケット代を

合わせた105ユーロ(1万4千円程度)を出しても一番ランクの低い席でも買えないはずだ。

その分見切れ席はないけども。まあこういうのも経験ってことで。

 

隣に座ったのはおばあちゃん。身振りからすると「全然見えないね」的なことを

ドイツ語で言っている。英語で答えると英語はちょっとしかしゃべれないのと

また身振りを交えてドイツ語で。

いや、あなたの英語よりも私はドイツ語喋れないですよ。

ich kann spreche Deutch nicht.だよ。

その後また身振りを交えながら「キャストリストを見せてくださる?

(日本語に吹き替えるとこうなりそうな上品なおばあちゃんだった)」

と尋ねてきたので見せてあげたり。

 

「椿姫」は「乾杯の歌」しか知らないし、ストーリーもよく知らない。

助かったのは字幕を見れるディスプレイが席についていたこと。

(正確には席の近くの壁)

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ドイツ語か英語だけかと思っていたらなんと日本語も選択できた。

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ステージは見えないので、もっぱらこの日本語字幕を見ながら聴いていた。

 

音楽はやはり最高。 終演後は千秋楽ということもあってか大きな拍手が送られていた。

音楽が好きならここ、ウィーン国立歌劇場で見て損はない。

内容知らなくてもいい。字幕が見れるし、美しい音楽を聴いて雰囲気を味わうだけ

でも価値がある。

 

腹が減った。ということで劇場近くのスタンドでソーセージを注文。

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これがめちゃくちゃおいしくて、店主のおじさんにお皿を捨ててもらった時に

「めっちゃおいしかった!」と伝えた。

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大満足でホテルへ戻る。

 

これで4日目が終了。