2021.10.26 京都紅葉
紅葉見るなら京都。ベストシーズンは11月末から12月頭。
去年は行けなかったので、今年は行ける日にちがあれば、と思っていたら
11月26日に神戸で試合がある。
ならば金曜日に京都の紅葉を見に行って、土曜日に神戸まで足を延ばして
試合を観戦し、日曜は淡路島に行こうと計画。
遠方のアウェー戦へ行く時は、負けたら結果論として「負け試合を見にわざわざ
遠方に行った」ことになるのが嫌なので観光とセットにする。
そうしておけば万が一負けても「え?観光しに行っただけですし」とできる。
私、保険かけるので。
今年京都に紅葉を見に行く人はどう考えても人が多くなるはずだけど、
平日なら土日ほどの混雑は回避できるはずなので、金曜に京都に行くのは
我ながらかなりいい案。
寺社は夕方には閉門してしまうのと、朝早い方が人がより少ないだろう
ということで朝一で動けるように前日の木曜日の夜に仕事が終わり次第
京都へ前乗りすることにした。
さて、どこの紅葉を見るか。
紅葉が綺麗ならどこでも良かったのだけれど、お昼を半兵衛麩で食べたかった。
去年、コロナであらゆるものがストップする前の3月に行った、
とっても美味しいランチ。
半兵衛麩は五条にある。それに合わせて宿は四条烏丸に取った。
そうなると必然的に行けるエリアが東山に決まる。
行ったことはあるもののあまり記憶がない青蓮院、あと久しぶりに泉涌寺に
しようと決断。
そしたら「アイドルと旅する仏像の世界」で森田ひかるが泉涌寺を訪れていた。
木曜日。仕事が長引いて、家に帰って風呂に入ってすぐに出て新幹線の終電1本前に
ギリギリ飛び乗った。新幹線で少し仕事。
それにしても新幹線の終電あたりってあんなに混んでるのね。
着いたのは12時前。ホテルに着いたらもう寝るだけ。
金曜日。ホテルの朝食コーナーには高齢者がゴロゴロ。これは平日でも人が
多いかもと思いながら8時半に出発。
青蓮院。
9時開門だったので実質鍵あけ。
青蓮院を後にして半兵衛麩のある五条の方へ南下していく。
高台寺。
13時のランチまでまだ時間があったので霊山博物館へ。
龍馬と中岡慎太郎と用心棒の藤吉(とうきち!!)のお墓にも。
霊山エリアからぷらぷらしているうちにいい時間になったので半兵衛麩へ。
これが半兵衛麩のランチ。
これに汲み上げ湯葉がついてる。デザートまでお麩か湯葉が入っている。
本当においしい。関東で1人暮らしをしているとこういう優しいお味のご飯は
なかなかありつけない。
お腹も心も満たされた後はさらに南下して泉涌寺へ。
東大路通とつながる泉涌寺道から泉涌寺までがこたえた。
こんななだらかな坂がずっと続いてたっけ。
泉涌寺に来るのは久しぶり。大学の時以来になる。
皇室の菩提寺なので御寺(みてら)とも呼ばれる。
楊貴妃観音像もある。世界三大美人にちなんで美人守が売ってるけど森田さん、
あなたはもうすでに美人なんだからいらないでしょ。
本殿には本尊の釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来で、
過去・現在・未来をあらわす三世仏。
と、番組で言っていたなと思い出しつつ。
サークルで来ていた時はそんなことほとんど頭になかった。
芸術イベントも開催されていて、普段扉が開いていない舎利殿にも入ることができた。
芸術作品はそっちのけで天井に描かれた絵に見入る。
霊明殿も門が開いていた。って、いつも開いてたっけ。
お庭のある御座所への入り口に芸術作品。
御座所は皇室の人が御陵参詣へ来た時に休む部屋があるので、玉座もある。
ここのお庭はこじんまりとしてて好き。
人が完全にはけるタイミングを狙ったが無理だったね。
しばらくお庭を眺めてまったりした後塔頭の方をぷらぷら。
さすがに疲れたので泉涌寺道からはバスに乗って四条へ戻ろうと思って乗り込んだら
全く違う方向へ向かうバスで、仕方なく京都駅で降りて生八つ橋と茶団子を買う。
期せずして烏丸通の方に戻れたので、いったん宿に戻りお土産を置いて出直し。
夕飯は京めんで。
これが「おうどん」ゆうもんです。
たま~~に魔がさして東のうどん・そばのカップ麺を食べることがあるけど、
いかんね。
この時期は夜間拝観をやっているお寺がある。
というわけで知恩院へ。
なんかすごいポップ・・・
夜撮るのは難しい。
御影堂ではお坊さんのおはなしが聞けた。
平日とはいえホテルの朝食エリアに高齢者がいたのでちょっと心配になったけども、
紅葉シーズンにしては人は全然少なくて、ゆったりまわることができた。
鳥貴族で1杯やってから宿に戻る。明日は神戸。