オーストリア・ドイツ旅行7日目
7日目。
この日の朝もホテルでおいしい朝食。
よく考えたらヒルトンなんだから贅沢で当たり前だわ。
ケルンを発つ前にもう一度ケルン大聖堂へ。
やっぱり、すごい。ここはすごい。
ケルン大聖堂で心落ち着くひと時を過ごしてからケルンを去ることに。
バイバイケルン!
ケルンからドルトムントまではせっかくなのでICEを使うことに。
かっくいーー。
ドルトムント到着!!ついにやってきたよ!!!
ホテルに荷物を置いて、とりあえずスタジアム近くのFan Weltへ。
ドルトムント中央駅からは地下鉄かDB。
でも地下鉄で。 こんなちっちゃい電車で8万人運ぶの・・・・?
試合前はシュタディオン駅行きが出るらしいが、時間が早いので最寄りはヴェストファーレンハーレン駅へ。
これが、あの、ジグナル・イドゥナ・パルク!
ついについにやってきた。
スタジアムを通り過ぎ、ファンベルトへ。
グッズがいっぱい売っていて、どれを買えばいいか迷う。
自分用、実家用、ドルサポ用に買ったお土産をホテルに置きに戻り、6時前にスタジアムへ向けて再出発。
ドルトムント中央駅でフォロワーさん(後に相互フォローではなかったことが判明する)
にばったり遭遇。そんなことある????
隣にいた人はその人が現地で声をかけた日本の方だったのだけど、
その人はホテルのチェックインの時に見かけた。 というか3人とも同じホテルだった。
3人であれやこれや話しながらスタジアムへ。
お2人は出待ちする気満々で、それならば私も、ということで試合後の集合場所を
決めてスタジアムの中へ。
2010年の9月11日からボルシア・ドルトムントを見始めて、ついに、ついに、
ついに、ついに、ついにここにやってきた。
ボルシア・ドルトムントのホーム、ジグナル・イドゥナ・パルク。
いつかは、いつかは見に行こうと思っていてようやく来れた。
席はここ。
ピッチを俯瞰して見るには最高の位置。マリノスの年間シートも俯瞰して見るために
2階席を取っているけれどトラックがあるのとないのでは決定的な差がある。
やっぱりサッカーは専用スタジアムでなきゃだめだ。
右にあるポールがちょっと邪魔だけど向こうはアウェー側なのでまあよしとする。
左を見れば「黄色い壁」。
試合が始まる頃には2万5千人で埋まる。
(FYR: 今季の日産スタジアムでの試合10試合の観客動員数の平均は約2万6千人)
腹ごしらえのために一旦コンコースへ降りると、またまたフォロワーさんと
ばったり会ってビール片手におしゃべりしながらカリーブルストを食す。
ここのカリーブルストはちゃんとカレーの味がしておいしい。
そうそう、スタジアム内ではプリペイドカードで買い物をする。
羽根を付けたスタッフから10ユーロ単位?で購入できる。
いろいろおしゃべりしていたらスタメンが発表されていた。
<ドルトムント>
●スタメン
ビュルキ、シュメルツァー、ザガドゥー、アカンジ、ハキミ、ヴィッツェル、
デラネイ、ロイス、ラーセン、プリシッチ、フィリップ
●サブ
ヒッツ、ピシュチェク、ヴァイグル、ダフード、香川、サンチョ、アルカセル
<ニュルンベルク>
●スタメン
ブレドロウ、バウアー、ヴァレンティーニ、ライボルト、ミュール、マルグライター、ベーレンス、エラス、フクス、久保、ミシジャン
●サブ
マテニア、イェーガー、レーヴェン、イシャク、ペレイラ、クノール、パラシオス
香川はベンチスタート。
最近の感じからして出場機会はあると期待。
はい、ゴール裏埋まりました。
毎試合これだからすごい。
まずは(?)ヴェルディの凱旋行進曲に合わせて歌う。
次にドルトムントの歌。これは知らなかった。
Dortmund Unsere Stadt
そして「You'll never walk alone」の大合唱。
これは胸が熱くなる。
キックオフ5分前になるとスタジアムDJのノビーがスタメンを読み上げる。
続けていつもの入場の音楽(BVB Spielereinlauf Opusというオリジナル曲らしい)
が流れ、おなじみの「Heja BVB」の大合唱。
20時30分 、いよいよキックオフ。
キックオフして数分、十数分の間、スタジアムはシーンとしている。
試合の90分間、いやその前からひたすらチャントを歌い続ける日本の
サポーター文化とは違うんだなあと。
その代わり、というものでもないかもしれないが、試合を通していいプレーに
対しては盛大な拍手が贈られる。惜しい(時には悪い) プレーの時にはため息が
はっきりと聞こえる。
9分:ラーセンのゴール
待望のゴールシーンはわずか9分で見ることができた。
そして生「Olé, jetzt kommt Der BVB」!
ノビーの「ヤコブ!」に対して観客は「ブルン・ラーセン!!」と応じる。
いやあこれ最高っすね。最高としか言いようがない。
32分:ロイスのゴール
追加点!ロイスのゴールを生で見れた!!!
ノビーの「マルコ!」に対して「ロイス!」って応じるの、やりたかったんだ。
前半は2-0で終了。
後半。
49分:ハキミのゴール。
後半開始早々の追加点。
周りの人たちのハイタッチに加わる。
ここからノビーと観客とのやりとりが3回に。
58分:ロイスのゴール
ロイス本日2点目!この1点がドルトムントでの100ゴール目にあたるゴールだそう。
なんといい試合を見に来たんだ。
62分:ロイス→香川
ヴィッツェル→ヴァイグル
お役御免のロイスに代わり香川。待ってましたよこの時を。
ドイツ語で「W」は「ヴ」と発音するのでノビーも「カガヴァ」と言っていた。
これに応じて「シンジ!」と返す。
「ロイス!」って返すのもやりたかったけど、それ以上にこれをやりたかった。
74分:ラーセン→サンチョ
74分:アカンジのゴール。
CBらしからぬゴールだった。
5-0になったスコアボードを写メでパシャリ。
でもまだ終わらなかった。
85分:サンチョのゴール
オフかと思ったけどなかったのね。
88分:ヴァイグルのゴール
最後はヴァイグルが〆。
アディショナルタイムはなしで試合終了。
ドルトムント 7 - 0 ニュルンベルク
圧勝。
圧勝で、香川が出て、ロイスのゴールも2回も見れた。
なんという試合を見に来たんだ。
試合後のあいさつが終わるとみんなはそそくさと帰ってしまう。
そうか、みんなはこれが日常なんだ。名残惜しくスタジアムに留まる必要なんて
ないんだね。
確かに日産スタジアムで見た時はそそくさと帰っている。
てかド平日なので明日仕事のはずだし。もう10時半だからね。
Fan Weltの前でフォロワーさんたちと合流。
2人ついて出待ちに行くことに。出待ちは初めて。
なぜなら特にしたいと思ったことがなかったからだ。
他にもちらほら出待ち狙いの人が。
普通に自分の車のところに来て帰るらしい。そんなもんなのか。
とか言ってたら本当に来た。
サンチョ。
サンチョは割り込んでくファンに「次はこいつ(自分のこと)の番だよ」と言って
招いてくれるやさしい選手だった。
プリシッチ
香川!!!
ほんまに、ほんまにほんまもんの香川やった。
そしてなんとファブレ監督。
ピシュチェクも。
夜なので写りは良くはないが香川と写真が撮れたし、監督と撮れるとも
思っていなかった。
今まで、出待ちとか別に・・・と思っていたが、実際出待ちして一緒に写真を
撮るといいもんだと知る。知ってしまった。
最高の試合に出待ちでの写真。忘れ難い一夜となった。
これで7日目も終了。
明日はスタジアムツアー。こちらも楽しみ。