マリノスを見始めて2年目の初心者が現状を見て思うこと
10/11シーズンからずっとドルトムントを見ていて、
東京に移住してせっかくだからスタジアムに足を運んで試合を見よう
ということで昨季からマリノスを本格的に見始めて、今季は年チケデビュー。
去年より1試合あたり実質1100円の値上げなので、少しでも元を取ろうとスタジアムへ通う日々。
15節終わって4勝5分6敗。23得点24失点。13位。
とりあえず今思ってることを吐き出し。
シーズンが終わった後これを見てどう思ってるんだろ。
●ザッケローニが目指したサッカーとの共通点
「通訳日記」を読み返していて、難しいことが分からないなりにも現状のマリノスに
当てはまるポイントがある気がしたので書き出してみる。
ザックが日本代表に求めたことは
・弱気にならず果敢にボールを奪い、相手陣内でボールを
キープし主導権を握ること。
・ダイナミズムにあふれたサッカーをすること。
・集中力を切らさないこと。
・11人が連動してコンパクトさを保つこと。
・決まり事を守ること。
・「形」は守ること。「形」を守った上でならある程度の自由はアリ。
(規則で縛り付けてるわけではない、という意味)
これはポステコグルーが求めていることでもあると思う。
というか、どの監督でも求めることか。
ところどころ、「あ、これ去年もやってたな」と思うところがあって、今季は全く違うことをやってるんじゃなくて、
土台は昨季からあったんやなあ、と素人なりになんとなくわかるところは見ていて面白い。
●「アタッキングフットボール」≠守備軽視の攻撃偏重サッカー
「アタッキングフットボール」という言葉と、ハイライン、キーパーのポジショニングばかりが取り上げられて、
守備軽視の攻撃偏重サッカーをやっているように思いそうになるが、違うと思っている。
絶えず正しいポジショニングをして、正しい判断をして、正しい動きをする。
そうすれば得点につながり、失点も防げる。
これは、ベタ引きカウンター狙いのチームでも同じこと。
違うのはアプローチだけ。
(それが5レーンとかなんとかなんでしょ(適当))
失点が多いのを単純にハイラインのせいにせてはいけないと思うし、
ハイラインに関係ない失点も少なくないと思う。
ザックは日本代表は理想とするレベルにたどりつくまで信じてやらないといけないし、
我々のサッカーを思いきり出さないと何が機能して、何が機能しないのかが分からないと言っている。
マリノスもあのサッカーをやりきらないと何が良くて何がダメなのかが分からない。
前半は良かった、とか、シーズン序盤の方ができていた、とか、ルヴァンではできているのに、
という指摘があるということは、まだ良くしていけるということ。
わざわざ日本代表と同じ事をする必要はないよねと。
選手いわくここにきてある程度柔軟にやっていいと言われるようになってきたらしい。
実際飯倉がポジションが下げるようになってきたし。
多分、はじめはとにかく、例えば、がら空きのゴールにロングシュートを決められようが何しようが、
「形」を定着させることに専念していたのかなと。そこから今までの試合を通して分かった課題等を
中断期間の間に詰めていく様子。
なので中断明けはもっといいものが見れると期待。
失点は減らしてくれ。とにかく失点は減らしてくれ。
僕は「3点取られても4点取ればいい」というサッカーは嫌いで、絶対に優勝はできないと思っているので。
⚫降格はしない、とタカをくくっている
ここまで負けが多くても落ちはしないだろうとタカをくくっている。
なぜなら
・ゆうてもマリノスには骨の髄まで染みついた堅守がある
これは言わずもがな。
・CFGはカネにならないようなことはしない
マリノスの降格は日本市場と「他国のクラブがCFGと提携」
というビジネスモデルのイメージに傷をつけるはずなので
万が一降格が迫るようになってきたらその前に何らかの手を
打ってくるだろうと見ているのだが果たして。
●サポは我慢
見ている者は我慢するしかない。
しんどい。しんどいけども。
GWに初めてアウェーの試合に行った時、バックスタンドのアウェーゴール裏近くの席に座ったら
ゴール裏の声援が大きくてアウェーでも心細さを感じなかった。いち観客でさえそうなのだから、
選手たちにとってはめっちゃ心強いんやろうなあ、と。
まあ、僕は今季はACL圏内に入れれば上々、我慢の年になることも承知の上なので
我慢はできるんやけど。でもなあ、観に行くからには勝ち試合を見たいんだわ。
こっからやでこっから。
中断前最後の試合で勝てたのは本当に大きい。
中断明けに期待。
最後に。
勧めてくるのやめろ